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6/4 Happiness Letter178〔地獄からの生還〕

中朝国境を流れる鴨緑江河口付近の潮が完全に引く時間だ。時刻は午後7時ぐらいか……。

河口部の薪島という島に前日、小舟で5時間かけて上陸した。
旅行客を装い、怪しまれないように地元の漁師から2週間前の潮の満ち引き具合を聞き出し、計算した。
満潮になれば水が溢れ、渡れない。

夜明け前

緊張が、走った。

00年12月1日午前5時。

国境付近に群生する、高さ2メートルほどの枯れた芦原に子供たち3人と身を潜めた。
寒さで死にそうだった。

真冬の鴨緑江周辺は、マイナス20度以下になる日もある。
持参した弁当は冷凍食品に変わり、プラスチックの弁当箱は粉々に壊れていった。両手、両足は感覚が無くなり、紫色に変色し始めた。

芦の間から、空を見上げた。
どこまでも青く遠く、美しかった。

政美は静かに立ち上がり、無意識に両腕を天に上げ、震えながら心の中で声を出した。

(『ザ・リバティ』2010年5月号の脱北者・高政美(コ・ジョンミ)氏の体験談より一部抜粋)
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Happy Information
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《リバティ・セミナーのお知らせ》
本日、6月4日(金)、東京正心館で開催されるリバティ・セミナーに、脱北者・高政美氏がゲストで登場します!
強制収容所での経験、命がけの脱北など、独裁国家・北朝鮮の衝撃の真実を脱北者本人が語る大変貴重な機会です!

沈黙していては何も変わらない。
北朝鮮の独裁体制が続く限り、自分が経験したような地獄絵は延々と次世代へと引き継がれていく。

日本の人には、北朝鮮の現実を伝えたい。
北朝鮮の国民には麻痺した「人間機械」から「本来の人間」に戻る幸せと希望を伝えたい。

そして、いつの日か民主化された北朝鮮で、訪れる世界中の人たちに自らの経験を伝えたい。

北朝鮮民主化への熱い願いを込め、今夜、「証言者」高政美氏が語ります。

日時:6月4日(金)19:30~21:30
場所:東京正心館
東京正心館
※予約不要、未会員歓迎、参加費無料です!
お時間ある方は是非、ご参加ください!!
04
2010
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